中村日出夫総師生誕100周年記念
空手道拳道会第27回全国選手権大会開催

 

 去る11月16日(土)、東京武道館第一武道場にて「中村日出夫総師生誕100周年記念 空手道拳道会第27回全国選手権大会」が開催されました。

 

△開会式、大会式典

 午前10時に行われた開会式、関登実行委員長の開会宣言にて同大会の幕が切って下ろされました。午前中には型競技予選と組手1回戦が行われました。

 昼食休憩をはさみ午後1時に大会式典が行われました。

 式典には大会特別顧問の菅沼光弘先生、中山信行先生と梨本宮記念財団代表理事梨本隆夫先生、足立区議会議員佐々木雅彦先生、(社)日本パワーリフティング協会宮本英尚先生他多数の来賓と大会役員の参列がありました。

 式典挨拶で石山圭大会会長は「この1年は正に中村総師の志、理想を受け継いでいく決意を新たにする1年でした」と述べ年間を通じて開催してきた中村総師100周年記念行事の開催に尽力された皆様に感謝の意を伝えました。

 挨拶につづき、中山先生に丁寧な祝辞をいただきました。また前回大会優勝者より優勝カップの返還に続き、北川原友香選手の選手宣誓がありました。

 大会式典後には、意義深い記念大会に向けて準備された演武を師範団と少年拳士達が行いました。

 

△型競技

 一般男子、一般女子、マスターズの3つのカテゴリーで行われました。

 一般男子型の部では昨年度優勝者の鈴木勇輝選手(横浜支部)が切れ味のある型(演武型は白虎)を見せて優勝を収めました。

 一般女子型の部では決勝に金明花選手(大学、演武型は玄武)で初優勝を飾りました。

 マスターズの部では年々進歩をかんじさせる土井内弘選手(横浜支部、演武型は白虎)が優勝を飾りました。

 

△組手の部

 組手の部も一般男子、一般女子、マスターズの3つのカテゴリーで行われました。

 

 一般男子では前年度優勝者の欠場により混戦模様となりました。

 激戦を勝ち抜いてベスト4に残ったのは鈴木勇輝選手(横浜支部)、姜成学選手(神戸支部)、大澤努選手(松戸支部)、村上大稀選手(京都支部)の4名。

 準決勝第一試合は鈴木選手対姜選手の対戦でした。

 一進一退の攻防のなか終盤に鈴木選手の上段回し蹴りが決まり合わせ一本で初の決勝進出を決めました。

 第二試合は村上選手と大澤選手の対戦でした。

 大澤選手が優勢に試合を進めるなか、大澤選手の放った上段突きが激しく村上選手の顔面を捉え試合が一時中断のアクシデント。ドクターの診断により試合続行不可能となり大澤選手の反則負けとなりました。

 ドクターストップにより鈴木選手対村上選手の決勝戦は行われず鈴木選手が初の優勝。型組手W優勝となりました。

 

 一般女子組手の部では、22、23回と25、26回の2度の連覇を果たした北川原友香選手(横浜支部)に誰が食い下がるのかが注目されました。

 順当に勝ち上がる北川原選手と決勝で対したのは金明花選手(大学)です。

 昨年と同じ対戦となりましたが、関東大会では金選手が北川原選手を下して初優勝を収めましたので大変見どころのある試合となりました。序盤から有効を3つ連取して先行する金選手に北川原選手が上段突きで追いつき更に逆転、その後金選手も上段突きで再逆転、北川原選手もさらに追いつくという展開で残り有効1つ以上で一本となる場面で金選手が飛び込み突きを決めて勝利を収めました。

 金選手が型に続き組手でも初優勝を収めました。

 

 マスターズ組手の部決勝は共に二度目の優勝を目指す土井内弘選手(横浜支部・21回大会優勝)と安田裕選手(松戸支部・25回大会優勝)の対戦となりました。

 年々レベルの向上がみられるマスターズ、新鋭の安田選手をマスターズを常にけん引してきた土井内選手が破り嬉しい2度目の優勝を飾りました。

 土井内選手は21回大会に続き2度目の型組手のW優勝でした。

 

 表彰式では石山会長と大会特別顧問の菅沼先生、梨本隆夫先生、サンプレイ代表宮畑豊先生、宮本英尚先生、大会相談役の李俊秀氏が健闘した選手たちの表彰を行いました。