第11回西日本ジュニア選手権大会 レポート

 

 2012年4月22日、春も終わりに近づこうとしている頃、大阪なみはやドームにて第11回西日本ジュニア選手権大会が開催された。

 昨年第10回の記念大会を迎えた今大会、学校事情などで参加できない選手が多かったものの、東は愛知から、西は岡山まで幅広い地域の選手が集まり、140余名の選手が大阪の地に集結した。

 午前10時から開会式が始まり、康和正師範による挨拶・神戸支部武勇館 高橋治暉選手による選手宣誓・中大阪クラブ 李 悠鮮選手による参加賞授与などが行われた。

 午前では厳粛な空気の中、各コート型競技から行われたが、特に観客の目線を釘付けにしたのは、岡山藤田クラブ 朴秀榮選手であった。

 2年生でありながら4年生型の部に出場し、他の選手に全く引けを取らない型演武で決勝進出を決め、見事4年生型の部優勝を果たした。

 午後には組手競技・型組手決勝戦へと進行していったが、組手部門優勝・型部門準優勝を果たした6年生の京都道場 中江颯汰選手が見事最優秀選手賞に輝いた。

 今大会では昨年入賞者が涙を呑む場面も多々あり、またその反対に、昨年の雪辱を果たすかのように入賞した選手が多く見られ、それもまた大会を開催する意義の一つであると感じた。

 敗けた選手は腐らずその悔しさをバネに稽古を積み、入賞した選手は驕らず次年も入賞出来るよう稽古を積む。その姿こそ試合における少年拳士の最も大切な精神であると言うことを、観ている者に改めて感じさせるような大会となった。