拳道会仙台クラブを慰問訪問

 

 5月18日、宮城県仙台市太白区にて稽古をしている拳道会仙台クラブへ拳道会本部より慰問に訪れたのは浦山浩明師範、黒崎汐師範、韓仲健指導員の3名。

 今回の慰問訪問は3月末より開始した「空手道拳道会東日本大震災義援金」募金運動で集めた義援金の一部と支援物資を携えてのものだった。慰問訪問は、松戸支部浦山浩明師範の提起により実現した。

 義援金を黒崎師範が仙台クラブ指導陣に手渡した。それに続き松戸支部で準備をした稽古用具(これからの稽古に使えるようにミット各種と、組手試合用の防具セット)を贈呈した。

 

特別稽古

 伝達式後に松戸支部拳心館浦山浩明師範による特別稽古があった。

 仙台クラブでは小学1年生から中学3年生までの17名が稽古をしている。

 黒崎師範、韓指導員が補佐についた。仙台クラブの指導に携わる5名の先生方も共に補佐についた。

 稽古は基本動作からはじまり、移動動作から約束組手という内容で行なった。約束組手では先生方が茶帯の技を受け、それに続き茶帯が後輩の技を受けるという形でおこなった。

 それに続き持参した新しいミットを使い打ち込みの稽古。黒崎師範と韓指導員の模範演武ののち、練習生全員が試割りにチャレンジした。初めて試割りを行なう子もいたが全員が板をしっかりと割ってのけた。稽古の締めは全員で輪になっての中段突き。

 浦山、黒崎、韓の3名は、練習生や仙台クラブの先生達の眼差しと気合に、励ましに来たはずが、逆に励まされたと口を揃えていた。

 稽古後に、練習生一人ひとりの為に準備をしたプレゼントを配った。仙台クラブ練習生達は、これを機に一層稽古に励んでいくと決意をしていた。

 

※ 今回特別指導に向かった3名は、宮城県の被災状況をしっかりと心に刻むため、津波被害にあったいくつかの地域を視察した。言葉や写真ではすべてを伝えきれない被災地の現況と、復旧への現段階を目の当りにして皆が言葉も多く発しなかった。大震災復旧復興には長い時間と労力がかかる。しかし仙台クラブの方々が「大地は揺れても笑って行こう」と掲げられていたスローガンのとおり、困難を乗り越えて行こうとする前向きで明るい精神力を我々も見習って行きたい。

 

※ 空手道拳道会は東日本大震災の被災者と被災地への支援を、長いスパンで続けていきます。今後とも皆さまのご協力をお願いいたします。