「お花見ふれあい会」で空手演武を披露

 

 4/2(土)、東松戸中央公園において「お花見ふれあい会」が開催された。

 「お花見ふれあい会」とはこの度の東日本大震災で被災され現在、松戸市内に避難している人たちに、春のひと時を楽しんでもらおうと松戸遊技業防犯組合が主催し、八柱を良くする会と当拳心館が協力して準備を進めた。

 当日は桜の花こそまだ蕾でお花見とはいきませんでしたが、晴天に恵まれ春の暖かさを感じる穏やかな一日でした。

 会場では朝から主催者、地元住民、拳心館父母らの協力で焼肉、焼そばやカレーライス、餅つき、豚汁、フランクフルトなどの美味しい料理の調理が進められ被災者の皆さんを迎え入れる準備で賑わった。

 当館道場生お母さん達もチョコフォンデュをはじめフルーツポンチとフルーツヨーグルトと盛沢山のデザートを前日から準備して提供することになった。

 当日お昼頃には約100名の被災された方達をお迎えし、開会と共に準備した沢山の料理、飲物が無料で振舞われ、関係者、地域住民、子供達も含め舌鼓を打った。

 その他にも「アントキノイノキ」をはじめテレビでおなじみのものまねタレントらが多数集結し、会場の雰囲気を大いに盛り上げ和ませてくれた。

 またNECラグビークラブからも監督、選手が参加し来場者に熱いエールを送った。

 そんな中でいよいよ当拳心館の出番。この日の為に少年部、一般道場生黒帯、茶帯の精鋭達42名が準備を重ねた空手演武を披露した。

 少年部の元気でキビキビしたキレのある基本、型、約束組手。一般部の力強いミット蹴り、迫力ある対人動作と試し割りとそれぞれ持ち味を十分に活かした演武に拍手喝采。

 途中、被災者の皆さんにも避難生活のストレス発散になればと、ミット打ちや蹴りを体験してもらったりと観客一体となって愉しんでいただいた後には、演武もクライマックスに。

 少年部全員が二段蹴り、飛回蹴り、飛後蹴り、横飛蹴りと難しい各種飛蹴りでの板割りを次々に決めてゆく姿に歓声が高まる。

 一般部代表の瓦割りでは一瞬の静寂の中、気合と同時に瓦が割れ落ちる様に一斉にどよめきが沸きあがる。

 最後は少年部、一般部全員で拳道型二段を演武し〆た。一糸乱れぬ集団動作に会場からは最後まで惜しみない拍手が送られていた。

 いつもなら「さくら祭り」という華やかな舞台で演武を行ってきたが、今回は状況も一変し、被災者を励ます会というということで、いささか緊張感も増し、準備の過程も実際の演武も如何に人に元気を与えられるかを真剣に考え学ばせてくれる良い機会を与えていただいた。

 演武を見て声援を送ってくれた被災者の皆さん以上に武道・空手道のすばらしさ、意義を改めて実感することができた演武でした。

 またお互いの力を合わせ試行錯誤を重ねながら沢山のデザートを準備し振舞ってくださったお母さん達に心から感謝!感謝!その微笑ましい姿と笑顔に感動を覚えました。

 人は支え合って「人」となる。今日本中が被災地、被災された方々への支援の輪が広がってゆく中で、支援、救援の仕方も色々。一人ひとりが出来ることを懸命に考え、協力していくことの大切さを学ぶことが出来た一日でした。