泉州支部審査会

 

 8月16日(月)、アモイ国際空港に降り立つと、いつものように中国泉州支部、呂支部長があたたかく出迎えてくれた。

 今回は3回目の審査会、そして審査会までの稽古指導の2点を目的に訪中した。

 翌日からさっそく指導を行った。泉州支部は小学生、初心者の部と中学生以上の部の2部構成で10〜30名で稽古を行っている。

 日本で勉強したつたない中国語をもとに、身振り手振りで指導して感じたのは、昨年よりも着実に上達しているなと肌で感じた。基本動作、移動動作と卒なくこなしていた。相変わらず右左を間違えるのはご愛嬌。何より初心者も含めて型がうてるようになっていた。

 中国のお国柄、「型」がひとつのキーポイントのようで、他の中国武術の学校では2ヶ月にひとつは新しい「型」を習う。泉州支部の生徒も夏休みに里帰りをして、じじ、ばばの前で型のひとつでもうてないと「何を教わったんだ!」という事になるそうで・・・。とにかく拳道型3段を皆がうてたのには驚いた。

 そんなこんなで5日間があっという間に過ぎ、21日(土)の審査の日を迎えた。当日はゲストで泉州市武術協会から伍少杰主席他2名も参席された。また、福建省テレビ局カメラマンも駆けつけお膳立ては万端(審査の模様は当日のニュースとしてテレビにも数回放映された)。

 浦山師範の挨拶を皆真剣に聞き入る。師範の隣で通訳しているのはおなじみ呂支部長の娘さん。中国の師範大学で日本語の講師をしているだけあって本当に日本語が上手(很好)。

 今回の審査は3組。呂支部長の号令の下、緊張しながらも皆淡々と動作をこなす。途中、浦山師範から「動作中に下を見るな!」と厳しい檄が飛び、前(目標)をしっかりと見ることの重要性が指摘される。今回、初めて受ける初心者が非常にいい動きを見せた。それに負けまいと、最後の組の青帯、紫帯もしっかりと移動、型、約束組手と最後まで力一杯動作した。そして今年も審査会締めとして試し割りにチャレンジ。去年以上に気合も姿勢も良く次々と板を割って全員が完遂。皆達成感に満ちた精悍な顔つきに変わっていたのが印象深かった。

ニュース

 その日の晩餐は2月の春節(国際南少林武術招待競争での演武)の際、お世話になった周焜民 泉州市前副市長と泉州市武術協会のご招待を受け、楽しくも意義深い時間を過ごした。

 今回で4回目の訪中となるが、しっかりと技術が向上している分、これからが大変になっていくというのが率直な感想。型、組手ともに技術を伝える難しさを双方感じるだろうが、日本にいる私達が常に目標となり続けていけるよう稽古をするのみであると改めて想う次第です。(松戸支部 韓仲健)

周元副市長と再会

泉州市文化遺産 開元寺にて

武術協会の皆さんと