第22回関東選手権大会・首都圏交流試合

 

 去る7月4日、中央区の総合スポーツセンターで第22回関東選手権大会・首都圏交流試合が開催された。

 エントリーした選手は例年より多い70名、関東地域拳道会の高校生から50歳台の選手が一堂に集い互いの技量を競い合った。

 午前10時、大会実行委員長の関登師範の開会宣言の後に大会が開始した。

 関東選手権3部門(一般男子・一般女子・マスターズ)と首都圏交流試合の4部門にて型・組手競技が行われた。

 9名がエントリーした関東選手権一般男子型の部では、3連覇に挑む山中雄太選手(本部)対2年連続準優勝の筑波を破り初の決勝進出を果した高英誠選手(横浜支部)の対戦。共に玄武を演じ、僅差で高が初優勝を手にする。

 一般女子型の部には昨年以上の12名がエントリーした。決勝にコマを進めたのは角田昭葉選手(松戸支部)と中学2年の今村京子選手(千葉支部)。勢いを感じる白虎を表演した角田が、堅実な型を打つ今村選手を上回り、昨年の全国大会に続き関東大会でも優勝を手にした。

 マスターズ型の部決勝は、村田隆選手(千葉支部)対南條美香選手(松戸支部)。こちらでもマスターズと思えない勢いのある型を披露した南條が型の部で19回大会以来の栄冠を手にした。

 首都圏交流試合型の部には、横浜支部の高校1年生が多数参加し一般部大会でも存在感を示した。

 決勝戦は久野壮一郎選手対長屋純選手。少年部の頃より型の名手として活躍した久野選手が切れのある拳道型四段を披露し、初優勝を収めた。

 型競技に続き関東選手権大会組手競技一回戦、首都圏交流試合組手1,2回戦が午前中に行なわれた。

 大会は、昼食休憩をはさみ午後1時10分から大会式典が行なわれた。

 大会会長の挨拶を頂いた後に、来賓の東京都議会議員中山信行先生(公明党)が紹介され祝辞を頂戴した。

 また大会式典では前年度型優勝者、山中雄太選手の選手宣誓があった。

 大会式典後には午前に続き各部門の組手競技が行われた。

 関東選手権大会一般男子組手では、昨年度全国選手権大会で準優勝の高英誠選手(横浜支部)と同大会3位の金誠九選手(中杉支部)に注目が集まった。

 注目の選手だけに対戦相手は戦い方を研究して挑む。両選手とも簡単に勝たしてもらえず、苦しみながらも勝ち抜いて決勝戦までコマを進めた。

 次代のエース候補の両者の対戦では、技が交差する際のタイミング、スピードがピタリとあった高が終始リードを奪い、初の優勝を手にした。両選手の今後の飛躍を期待したい。

 一般女子の部では、大会初参加の今村選手(千葉支部)が緒戦で、全国大会優勝者の北川原選手(横浜支部)を破るという番狂わせを演じた。

 しかし今村選手は準決勝で破れ、決勝にコマを進めたのは呉玲実選手(東京)と南伸子選手(千葉支部)。カウンターに徹した呉が南を退け、関東大会初優勝を成し遂げた。

 マスターズの部決勝には村田隆選手(千葉支部)と青木広和選手(松戸支部)が顔を合わせた。序盤村田がリードを奪うも、青木は落ち着きを失わず終始攻撃の手を止めず有効を積み重ね一本勝ちで優勝を手にした。

 首都圏交流試合組手の部では、内野翔太選手(横浜支部)が3連覇をかけて、同じく横浜支部の後輩、鈴木勇輝選手を迎え撃った。内野に対し鈴木は何の遠慮も気後れも無く果敢に立ち向かい互角の展開に持ち込んだが、最後は内野が突き放し首都圏交流試合3連覇を成し遂げた。

 首都圏交流試合では恒例の再トーナメントも行われ、茨城の韓昇浩が勝ち残り表彰をされた。