本部道場定期審査会(2010.3.20)

 

 2010年3月20日(土)、本部道場定期審査会が行なわれました。

 この日、審査を行なうのは本部関登師範、審査を受けたのは、少年部31名と一般部4名です。

 本部道場定期審査会審査においては過去最多の7名(少年部初段ー4名、少年部2段―3名)が昇段審査に挑みました。

 少年部審査開始時間は、午後4:30なのにもかかわらず、審査対象者の中には午前中に来て稽古する子、2時間前に来ては動作の確認をするなど、やる気満々です。

 いよいよ時間が迫ってきました。

 関師範の厳しい視線の中、緊張したムードの中開会宣言が行なわれ、審査開始です。

 まずは個別動作審査。各級、帯ごとに動作が行なわれました。

 稽古を沢山積んだにもかかわらず、あまりの緊張から動作が縮こまる子、緊張の中でも伸び伸びと稽古の成果を存分に発揮出来た子と色々。

 続いて、対人動作審査です。内容は約束五歩組手、約束1歩組手、自由組手が各級、帯ごとに行なわれました。ここで昇級審査は終了し、休憩を挟み、昇段審査の開始です。

 先ずは初段の組―4名の動作審査です。

 4名それぞれが審査に挑む上での決意表明を大声ではきはきと行い、動作開始です。

 師範の指定した動作を、5年以上もの間に培った精神と技術を爆発させるかの如く、気迫充分に行なっていました。

 続きまして、少年部2段審査です。

 少年部におきましては、最高峰の段位である少年部2段。一般部に昇格後も初段扱いの段位です。

 15歳の女の子3名が、8年もの歳月をかけて稽古して培った精神と技術をぶつけていきます。

 喘息で病気がちだった少女が丈夫になるため、「かっこいいから、やってみよう」と言う平凡な理由から空手を始めた彼女達が、今は最高峰に挑もうと真剣な眼差しで立っています。

 2段と言うプレッシャーに、打ち勝ちながら自分の出来る限りの力を振り絞って、動作を行ないました。

 2段審査ではかなり高いレベルの精神力・技術力が求められます。関師範の指摘もかなり厳しいものでした。

 動作審査の審議が行なわれ、7名全員が合格、昇段組手を行うこととなりました。

 15分の休憩の間、相手を勤めてくれる一般部が続々と道場に現れる姿を見て、昇段組手対象者は大分緊張している様子です。

 いざ、昇段組手開始です。

 先ずは初段取得の為の、5人組手が行なわれました。一人目、二人目、三人目までは少年部が相手を務めます。4,5人目は一般部と指導員が相手です。

 人数が増すごとに体力が消耗していく中、見ているもの皆の声援を受けながら、心折れず、手を止めず、思いっきり気合を出しながら5人組手を完遂しました。

 続きまして2段取得の為の、10人組手です。

 1人目、二人目までは、自分たちで組手を行い、その後は全員一般部が相手です。

 一般部の手厳しい攻撃に飛ばされ、転ばされ、それでも尚立ち向かい、10人を完遂しました。

 固唾を呑んでの結果発表。

 ふと7名の表情を見ると、結果がどうなる事かと言う不安な表情は誰一人浮かべておらず、やることはやったと言う達成感、一般部相手に当たり前とは言え、転ばされた悔しさに満ち溢れていました。

 関師範が一人ずつ名前と結果を読み上げた末、見事全員が昇段しました。

 昇段の結果を知らされた7名は、中には涙を浮かべている者、より一層力強く道を歩んでいく決意に満ちた勇ましい表情をみせる者と様々でした。

 

 この後、午後7:30より一般部審査会が行なわれました。

 先ほど行なわれた少年部の審査会に、刺激を受けたのか一般部審査対象者4名の意気込みも半端なものではありませんでした。

 仕事を終えて疲れた体に鞭をうって、更に自己を高めようとする道場生、ラグビーを始めた息子に負けまいと50歳を過ぎ入門して来た道場生、純粋に強さを求める高校生等、目的様々な一般部です。

 先ずは、動作審査が張り詰めた空気中行われました。

 引き続き、対人動作審査が行なわれました。4組入り乱れての自由組手です。

 最後に、関師範が一般部審査の講評をなされて、一般部審査会の幕を閉じました。

 この後、恒例の打ち上げに入ったところ、サプライズが待っていました。

 何と拳道会石山会長が突然の御参席です。会長から道場生に武道について、貴重なお話を沢山していただきました。

 ※ 写真館にも写真をアップしています。